読書アクセス
「充実した読書につなげられるような案内作り」をテーマとして、多読のビジネスマンが本の紹介や比較をしているWebサイト
11 | 2017/12 | 01
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

「ルネッサンス」カルロス・ゴーン著


三菱自動車が、ルノー・日産連合の下に統合されるという出来事があり、2016年の12月はニュースを賑わせた。
ルノー・日産といえば、統合を成し遂げ、日産の経営を立て直したカルロス・ゴーンが有名だ。
ブラジル、レバノン、フランスの文化で育ち、アメリカでも長年経営者を務め、これ以上なくグローバル人材なカルロス・ゴーン。
多言語を使いこなし、メモを後から見返すと様々な言語が混ざっていることもあるという。氏によると、考えるときには言語は関係ないというのが実感らしい。

本書はそんな氏が、生い立ちからフランスでの学生時代、ミシュランやルノー、日産での職務を述べた回顧録である。経営や組織を率いるストーリー、特に多くの文化をまとめあげる経緯について述べている。

[読者イメージ]
これから三菱自動車はどのように経営されていくのか、あるいは異文化の経営統合についてなど、興味のある人におすすめの一冊だ。
地域軸と機能軸のマトリックス型の経営を世界規模で取り入れたり、業績への貢献を文化を超えて一元的に評価しつつも地域での自律的運営をある程度任せたり、様々な手法にも言及している。
また、日産リバイバルプランについて自らの振り返りも述べられる。
[視点][比較と特徴]
多国籍企業での働き方を、一番学べる本なのではないか。
当サイトで取りあげている回顧録の中では、論理的な記述よりも行動によるエピソードから読みとる必要が多い部類だ。常にメーカーで、現場に近くあることを心がけてきた人だ。
コンサルタントのような、ロジカルに効率良く、というタイプとは違ったタイプのビジネスマンであると思う。

関連記事

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する



カテゴリ

プロフィール

kazunori

Author:kazunori
こんにちは。読書アクセスを運営しておりますカズノリといいます。
趣味は読書とラジオを聴くことです。
本屋をぶらつくのが好きで、仕事帰りや休日に歩き回っています。ネットで色々なサイトも見ながら本の情報を仕入れては、家やカフェ、通勤途中で、読書をして考えごとを巡らせています。

フリーエリア

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる