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「生産性」伊賀泰代 著


マッキンゼーで人事を企画してきた人が、最高のパフォーマンスを発揮する組織の作り方、個人として発揮するための考え方を述べた本。
タイトルになっている生産性は、本書のキーワードである。扱うテーマは、生産性という概念の説明から始まり、組織の評価制度、社会の中の企業の在り方まで及んでいる。
2016年12月、ほとんどの本屋で平積みされている好評ぶりである。
[読者イメージ]
企業活動を活発にしたい人を筆頭に、およそ何かしらのチームを活性化したいと考える人を想定して記されている本。
管理部門評価や組織論を中心に、チームの在り方を考える手助けになることが目的とされている。


[視点]
本当に合理的に考えた場合、チームがスムーズに動く仕組みはどのようなものかを問いながら読むことで、情報が整理されていくだろう。
合理的にはいかない環境にあったとしても、その仕組みの知識は一つのものの見方として力になっていくだろう。
この本にある人や社会に対する目線は、とても前向きだ。強烈にパフォーマンスを出すことを支え、ここで出せないなら他で出すことがその人の幸せと考える仕組みがあるように思える。
企業をそのような場ととらえ、ときに批判されてきつつも、ひたすら前進を掲げている企業なりの思想の一端にふれることが出来る本だと思う。
[比較と特徴]
一人のプレーヤーとしての生産性の本であれば、イシューからはじめよ等の名著も存在するが、それらと比較すると、一歩引いた管理部門の目線から述べていることが本書の特徴だ。
生産性を追求するこの思想は、大企業で疲れた心で作業する人を減らし、楽しく働ける人を増やすきっかけとなり、長期的に社会のためかもしれない。



ただ、こうした社会の動きについて長い視点で見れば流動性の少ない戦後日本が異様だと述べる人はいて(例えば堀紘一さん)、そうした人の本を読むことは視野を広め、心をより前向きにしてくれる効果があると思う。





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