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「ロジカルシンキング」照屋華子 岡田恵子著
10年以上にわたって書店に並び続けている、ロジカルシンキングを説明した代表的な一冊。
本書の見解は
◇相手の視点に立ったときに本当にわかりやすく論理的に筋の通った構成をもつメッセージによって、相手から思うような反応を期待できる。この論理的コミュニケーション技術は学ぶことが出来るし重要性を増してくる
というものだ。

著者はマッキンゼーでコミュニケーション技術の指導に携わっていた人で、2016年の時点で話し方についての起業を遂げている。

新書でよくテーマに挙がる「賢い話し方」を追求する人はこの本を読んで良い発見が出来るのではないか。論理のポイントを整理した、分かりやすい話し方を意識できるようになる。


[考え方]
見解を支える考え方は、
・提案型営業や他の企業との協業の機会が増えている経営環境において、論理的コミュニケーションはより一層必要とされてくる
・マッキンゼーの中で顧客に出すメッセージを磨くという業務を10年以上行ってきた経験上、論理的でわかりやすいメッセージには一定の法則がある
というものだ。ここから、論理的でわかりやすいメッセージの作成についての理論が準備段階から説明されている。
一例は根拠をいくつかの視点で並列するMECEの型と、三段論法を用いての論理ピラミッドの型を話す中身に取り入れるというものだ。

この決まった型に当てはめていく情報加工作業がロジカルシンキングで、日常のやり取りから適用していこうとすると、型をすぐ思い浮かべられるようでないというのが僕の感想だ。

[比較と特徴]
本書はわかりやすい論理構造で伝える、ということを追求していて、聞き手の感情を捉えることには言及しない。
このような話は相手を感動させるために予め相手の知っている範囲や関心あるテーマのあたりをつけることを説く本など、
(例えば堀紘一さんの著作
http://kazunotesu.jp/blog-entry-64.html?sp )別な本を読むと記述がある。

ただし、どうすれば分かりやすく伝えていけるかについて知見を集め整理していきたいとき、本書「ロジカルシンキング」は定番の一冊であると思う。
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