読書アクセス
「充実した読書につなげられるような案内作り」をテーマとして、多読のビジネスマンが本の紹介や比較をしているWebサイト
11 | 2017/12 | 01
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

「売る力」鈴木敏文 著


セブンイレブンの巨匠鈴木敏文さんの著作。
内容はセブンイレブンが自社の存在をどう位置付け、顧客との関わり方・コンビニの内容を変革していったのかという物語である。
自身の顧客・内部顧客との関わり方に課題を感じている人には、何かをもたらすことだろう。



読み進めるにあたって参考にするべく流れを整理する。
本書では「売ること」をどのように考えたかという軸で話が進む。
鈴木敏文さんは、まず売り手であるセブンイレブンという企業を、時代に応じた『近くて便利』を追求する存在だと明確に位置づけて、その観点・ものの見方から全ての仕事回りの事象を捉え直した。
その結果、一番見つめるべきものは移ろい続ける顧客のニーズと定まり、セブン銀行などの業界の常識を打ち破るサービスを提供してきた。
日頃の商品開発でもお客さんの考えることを先回りした成果を出し、例えばセブンプレミアムは良質な商品への嗜好の高まりをいち早く捉えた。

結果として、セブンイレブンは一店あたり他のコンビニの1.2倍の売上を誇るという。実績は確かに違いをもたらした何かがあると考えるに値するものだ。みなさんも探究の旅に出てはいかがだろうか。

さらに追記すると、この本は鈴木敏文さんの売ることへの取り組み回顧のみにとどまらず、他社の取り組みの良い例を挙げて理解を深めてくれる。
(例えばJR東日本のエキナカ商店のサービスを、一社員が自身の理念を見事に実践しているものだと讃えていた。)

「ものの見方」を意識して行動を考えるべきものと提言している本には七つの習慣があるが、鈴木敏文さんの本書でのお話は、まさにそれをビジネスで力に変えた現実のストーリーだと思う。

鈴木敏文さんはセブンイレブンの経営を引退したが、このような著作を通じてビジネスマンに活力を与え続けているのだと思うと、完全引退も惜しい気持ちがする。僕の中でこうした方がひたすら対談するラジオ番組があっても良いと思うのだが、出てこないものか。
関連記事

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する



カテゴリ

プロフィール

kazunori

Author:kazunori
こんにちは。読書アクセスを運営しておりますカズノリといいます。
趣味は読書とラジオを聴くことです。
本屋をぶらつくのが好きで、仕事帰りや休日に歩き回っています。ネットで色々なサイトも見ながら本の情報を仕入れては、家やカフェ、通勤途中で、読書をして考えごとを巡らせています。

フリーエリア

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる