読書アクセス
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「愛するということ」E.フロム 著
この本は、一時多くの書店で平積みになっていた本だ。
多くのビジネス本のように話の構造が目次などでわかりやすく整理されているわけではない。ここでは内容について概要を説明し、他の似たようなテーマの本と比較して本選びの資料にしたい。

この本を読んで何らかの悩みを解決するパターンというのは、「好きな人がいて愛し合ってると思うけれど自信がないので心理学者の古典を読んで考えたい」ときである。
愛することの基準を策定し解説している。

[視点]
まず初めに、愛するということは自然の成り行きではなく技術だと述べ、その解説本だという立場を説明している。
人間のゴールについての定義を「孤独から逃れること」におき、その達成方法について、
興奮or
周囲との同調or
創造的活動にいそしむor
人と愛し合う
の4つを挙げて、4つめ以外の手段には欠点を挙げて排除している。
次に愛し合うことを理解するのに、支配や服従との比較を行い、「愛するためには性格が生産的な段階に達していなければならない」と結論する。

その客観的な測定は「配慮、責任、尊重、知」であるとして、例えば尊重では、
「その人が、私のためにではなくその人自身のためにその人なりのやり方で成長していってほしい」と望んでいるかどうかを判定する。
[比較と特徴]
同じ結論に至る「七つの習慣」は主体的に人生を動くことから述べており、
「理解し合うにはまず自らを確立しなければいけない」という、本書では前提として軽く述べられている部分が詳細に説明されている。
「愛するということ」にテーマをおいて話を進めているのはフロムの方なので、現時点での興味がどちらにあるかで、集中して読める方が決まってくると思う。


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