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「論点思考」内田和成 著
「仮説思考」でも知られるBCGの内田氏の著作。この本は2010年に出ているのに2016年8月現在でも書店の目立つ所に置かれており、それだけでも品質の高さがうかがわれると思う。


著書の内容は、前半は理論のお話であり正しい問いをたて(論点を決め)てプロジェクトを進めるためのポイントを解説している。
これをまとめると内容は以下の通り。

・とにかく現象をひろいあげて、そこから論点らしいものをひたすら挙げる。

・解けること、解決策を実際とれること、効果を見込めること を基準に有力な論点にあたりをつける。

・顧客への質問、仮説の披露、現場の人や関係者の調査をしてみて顧客の問題意識を取り込んで論点を確定する。

・イシューツリーとして他にもある論点たち同士の全体像をつかみ、仮説や検証の段階での更新をスムーズに出来るようにする。

ただ、本書の良いところはリアルな論点思考の発揮を後半で行っていることだ。
数あるコンサルタントのビジネス書が大方似たような説得的な話を展開しつつ去っていくなか、この本が残っているのはこの事例解説の部分が大いに貢献していると考えている。
それくらい、作業に使う図を出してみたりと具体的でわかりやすい。
「顧客への質問とか色々言ってたけど、業界と顧客企業をそれぞれ見るのは前提なんだな」
「本屋でよくみる戦略理論とか、ここで登場させてるんだな」
などの発見が期待される一冊である。




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こんにちは。読書アクセスを運営しておりますカズノリといいます。
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