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「超仮説思考」高野研一著
2016年08月15日17:22


仕事の打ち合わせで提案をしてみても、全体像が見えていないというような批判をされて企画を倒されてしまうようなことはないだろうか。

そこで古典的で有名なビジネス本を読んで挽回を図るのはもちろん有益なことだと思うが、それをするにはかなりの時間の投下が必要である。なるべく時間はかけたくない。となると、提案を磨くのに最も効率の良い本は何だろうか。

これに対する1つの答えはこの著作である。


高野研一氏は以前このブログで取り上げた山口周氏と同じヘイコンサルティングのメンバーだ。心理学を一つのバックボーンとして、人に焦点をあてて経営戦略に提案を行う集団である。
この著作は始まりが冒頭にあるような悩みをもつ部長のストーリーであり、読んでいて入りこみやすい。また、企業の全体像をみるための部門のリンケージを図で表しているので見やすい。まさしく気楽に読んで提案をレベルアップするのには最適な一冊と言えるだろう。

提案整理のアドバイスの他に、情報革命後のビジネスシーンで活躍するために提案の発想力を高める示唆も本の後半に含まれている。気楽なだけでなく、2016年時点で、かなり読みごたえもある所と思う。

著者は「超ロジカル思考」という本も出しているが、これは発想方法に話題を特化した一冊となっている。ただ、具体的な悩みに答えているという点と図表のある分かりやすさという点で、表題の本が僕はおすすめである。
「超仮説思考」を読んで発想力の部分をもっと読みたくなったら、発想力の考え方と、それに合った有名人のエピソードをふんだんに紹介している「超ロジカル思考」を読んでみるのもいいのではないか。



もしも提案を考えるのに他の人たちの力も借りられるのであれば、著者は変わるがボードなどで話し合うのに効率的な方法を紹介する以下の本もおすすめだ。



この本によると研修でも使われ出している考え方ということで、もしかしたら知っている人も多いかもしれないビジネスモデル整理図。
大勢でわいわい話し合うツールとして、一目で言いたいことがわかるこの図面は有望だと思う。
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カテゴリ : ビジネスの本

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