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「企業価値評価」マッキンゼー社編著


本書は企業の価値をどのように算出するべきか、そして企業はその価値を高めるために何に注力すべきか、という問いに対してのマッキンゼー社の解答だ。
財務諸表で使われる言葉を用いて説明を進めたりしているが、言葉の解説も為されているので読み手が一から理解できる構成になっている。

[見解]
企業の作り出す価値は、事業で得たキャッシュベースの利益から資本調達の費用を引いた金額である。そして企業そのものの価値は、その利益を将来にわたって考慮した金額となる。
企業は事業に投下した資産からどれだけ利益を得られるかという効率、利益額をどれだけ増やせるかという成長の両方に意識を向けて価値を高めていける。
背景となる考え方は、
・企業は稼ぎだしたキャッシュによって価値を測ることができる。財務諸表上の利益額は操作可能なため分かりにくい。
・将来のキャッシュベースの利益も割引率をかけて現在価値に直せば計算できるが、その予測はある程度可能である。
etc
[比較と特徴]
本書に出てくる財務諸表の話や「市場」は米国の内容であり(日本とアメリカは財務会計ルールが違うし、10年国債の利率も0.04%と2.3%程と違っている)、細かい部分には日本とのギャップがあるが論理は分かりやすい。
細かい財務会計のような話(キャッシュフローを計算するのにどの勘定項目をどう扱うか等)も少し出てくるが、それらは上記見解にまとめた内容の補足となるものだ。
日本で企業の価値について述べるものには株価をテーマとするファンドマネージャーの作品などがいくつか存在する。本書はそれらの理解をするののも役立つと思う。
(参考となる他の人々のサイト)
http://diamond.jp/articles/-/30025
著者の一人にダイヤモンド誌がインタビューをしている記事。本書の内容について受け答えしている。
~~~~~
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