「充実した読書につなげられるような案内作り」をテーマとして、多読のビジネスマンが本の紹介や比較をしているWebサイト

< 前の記事へ Blog Top 次の記事へ >
「やりたいことは全部やれ!」大前研一 著
2017年04月23日15:21


経営コンサルタント、大学の運営、企業経営など広く活躍してきた著者が、旅行や音楽に対しても情熱をもち楽しく生きている人生を述べてすすめる本。
最近話題となっている「老後不安不況を吹き飛ばせhttp://kazunotesu.jp/blog-entry-125.html?sp」でも言及されている老後まで楽しく過ごしている一例であり、実際読んでいると楽しそうなトピックがいくつか出てくる。

[見解]
やりたいことを老後にとっておいて我慢しながら働くのではなく、遊びながら、いつも自分の人生を生きるのが良い。
これを支える根拠は、
・経営者を多く見てきて「老後の楽しみ」と言っていたのを実現できている例がない
・人生は回り道をしても成功できる。著者自身学者をあきらめ、都知事をあきらめ、それでも楽しく全力で取り組んでいたら楽しい人生を歩めた
・自分が本当にやりたいことを選んで取り組めば失敗してやり直すときも全力で取り組める心境でいられる

本書はこの主張に続き、旅行や子育て、使っている道具や食事など人生を楽しむためにどう考えたら良いか著者自身について述べている。
旅行については、著者が世界中を講演で回るような人物であり、高級観光ガイドとしても面白い。
[特徴と比較]
本書は楽しく自分自身の人生を生きるということがテーマであり、経済効果についてはほんの少し言及されるのみである。
従って、高齢者のお金の使い方を統計から分析して積極的な消費を考えている「老後不安不況~」と比較すると、より人生観を述べる内容になっている。
自分の人生を生きる、というテーマの本では、手帳に列挙して追求することを実業家が述べた「一冊の手帳で夢は必ずかなう」が近く、楽しく過ごす具体例は本書に比べて少ないとしても楽しく過ごすためにしてきた工夫を具体的に述べているため良い本である。

また、語り口調を変えて同じテーマを述べる本では堀江貴文氏の著書http://amzn.to/2oASEmMがある。
楽しく過ごしている具体例の豊富さでは大前研一氏の本書は断トツであり、将来実現したいものをいくつか見つけてみるのも楽しいと思う。
(個人的には、ロサンゼルスの南に少し行った所にあるレストラン「キャプテン・ジャックス」でステーキとカニを食べるのが夢の一つになった)

関連記事

カテゴリ : 読書環境・ワークライフ

コメント : 0 /

< 前の記事へ Blog Top 次の記事へ >
コメントを見る
コメントを書く