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「誠実さ」を考える本
誠実であれ、と言われたり書かれているのを読むたび、では誠実さは人生に何をもたらすのか、誠実であるというのはどんなことなのか考える人は多いだろう。

誠実さは、人間関係に於いては信頼される素質である。この重要性をおしだす本は数多いが、中でも人間の成功の筆頭に相互的な関係、互いの生き方を理解して協力を築ける関係の実現を挙げている「七つの習慣」は最も理路整然と説明する一冊だ。
自らに誠実であることから始まり、人との関係で誠実であることに進んでいき、豊かな人間関係を築いていくことを述べている。


[内容]
一般的な人間関係構築の方法論も出てくる。
例えば信頼の預け入れ、信頼の引き出しを人間関係では常に行っているということに気づき、イーブンな関係を築いてこそ人は協力関係を保てる、という理論。
そしてその関係のうえに、お互い利益のある行動を進めていければ Win-Win の関係を深めていけると述べる。
これは集団が組織としての強力さを維持するためのベースとなる理論である。そして同時に、これは誠実さについて最も一般的に普及している理論だと思う。
[比較と特徴]
この本の特徴は、自らへの誠実さについて特に言及しているところだと思う。互いに利益を得る、ということについては「何が本当に利益なのか、自らの人生のゴールは何か」を仮にも掲げていることが前提となる。 

誠実さはここにどう関わるのか。
それは、まずはゴールを掲げる、そのとき自分に対して決して嘘をつかないというかたちでだ。

七つの習慣では、win-winでない取引を行った場合、loseとなる者の憤りや、仮に怒らなくても無意識にダメージが蓄積され、「呼吸器系の不調を引き起こすこと、行動意欲を失うこと」が危惧されている。
人間関係では、何よりまず、互いが各自に対しても誠実なゴールを掲げることだ。そこから関係構築が始まるのだ。
そして信頼関係について、本音で行動していて仲間だと思える相手なら、感謝も礼節もついてくるだろう。文化の違いも知ろうと思えるだろう。
自分に正直であることが、誠実さの核心なのだ。

その意味で誠実さは一般に流布されている清潔さのイメージとは関係ない。キャバクラや風俗が大好きな気持ちから始まる本物の誠実さだってあるだろう。人生のゴールは人それぞれ、ライフステージによっても変わるので、誠実さも色々だ。

単なるビジネス本でも単なる啓発本でもないこの本は、最高におすすめの一冊だ。



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