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読書アクセス
「充実した読書につなげられるような案内作り」をテーマとして、多読のビジネスマンが本の紹介や比較をしているWebサイト
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(番外)旅先の読書


読書するとき、快適な環境で楽しみたい。自宅もカフェも快適だが、リラックスできて本を読んだりノートに今後など考えごとをするのに、本当は旅先はすごく良いのではないかと思う。

個人的には、思い出深く快適だった場所に一人旅をして、静かに本を読んだり考えごとをする時間を作ったりしてきた。
それもお金がないときで、夜行バスでわざわざ遠くまで旅に出ていた。このようなイベントの良さの1つは、新鮮さによって時間が彩りを持つことだ。バスに乗りに行く途中も、乗っているときも着いてからのあらゆる時間も、活発に過ごしていた。
・スマホで旅先の街の産業を調べ、人々の生活の様子を想像した。
・定量的に想像した後には、最近どんな感情で過ごしているのかSNS等で調べた。
等々

思い出は印象深ければ何でも良いと思う。自分は短期間その場所で過ごしたことがあり、きれいな女の人と少し話したとかだった。
他にも、感情移入して読んだり観たりした大好きな物語の舞台でも思い入れの強い時間を過ごせると思う。

考えごとをして、これからどんなことをするか整理すると、少し強めに前に進めるような気持ちになる。
だから、一人で過ごす休みがあったら、たまには読書時間を旅先で持つことがお薦めである。



「Principles」Ray Dalio著


20代でファンドを立ち上げ、それから40年投資で成果を出し続け、今や世界最大のヘッジファンドにまで育て上げた人物の意思決定の理論書。
著者は最近では、2018年にヘッジファンドが全体としてマイナス成績を出す中、14.6%のプラスを出して注目されている。

本書は2017年に発売されているものの、現時点(2019年2月)でも残念ながら英語版しか存在しない。Kindleで読むと分からない単語をタップするだけで教えてもらえるので、そこそこの英語力でも最後まで読みきることが出来る(読み進むにつれて英語力も上がる)のでおすすめだ。



(内容)
①著者の投資家・経営者としての人生の歩み
②人生の出来事に対する意思決定理論
③事業運営に対する意思決定理論
の3部に分かれている。
タイトルと内容が合っているのは②と③だが、その重さを知るにあたり、①とダリオ氏の70才近くなっても世界金融の最前線で活躍を続けている事実は必要不可欠である。

①では、意思決定の原則をなぜ自ら持っておくべきか、そしてDalio自身はどのような原則を現在に至るまで作り出してきたか紹介されている。

②でテーマにしているのは、どのような人にも役立つような人生の出来事や他人との関わり方である。期待値計算の話などまでは出るが、具体的な投資先銘柄の選定までは話さない(もしもどのように株を買うのが得か、という話が聞きたいならこの本ではなく、ピーター・リンチの本などを読むのが良いと思う。)

具体的な原則は多数あるが(本はkindleベースで500ページを超える)、
・自らが誤っている可能性を認識し、オープンマインドで広く優れた見解を集めること
・根拠をもって考えた内容については明確に主張して見解をぶつけること
等が挙げられる。それぞれに説明やエピソードがついてくるため、理解が深まる構成である。
また、分析を深めていく方法なども述べられている。
そしてこれらは、世界有数の成績を挙げるブリッジウォーターの社内でも基本的な動き方のルールとして活用されているという。③の内容は、②で述べた内容をビジネスマンの振る舞いとして言い換えながら、人と文化で構成される組織がいかに良い場所となるか追究されている。
これに関連して、社内会議の様子がTEDスピーチの中でほんの少し本人によって公開され説明されている。20分もない簡潔にまとまったものでお薦めだ。
https://youtu.be/HXbsVbFAczg

(比較・特徴)
アマゾンのページを見ると分かるが、ビル・ゲイツの推薦本でもあり、語り口は理論立っている。
回顧録の要素があり、生き方まで含めて話す自己啓発の要素があり、働くことへの活用を述べておりビジネス本としての要素があり、現実のより正確な理解を追究する哲学書としての要素もある。非常に読み応えのある、優れた一冊に出会えたと感じている。

https://blog.goo.ne.jp/kazunotesu
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Author:kazunori
こんにちは。読書アクセスを運営しておりますカズノリといいます。
趣味は読書とラジオを聴くことです。
本屋をぶらつくのが好きで、仕事帰りや休日に歩き回っています。ネットで色々なサイトも見ながら本の情報を仕入れては、家やカフェ、通勤途中で、読書をして考えごとを巡らせています。

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