読書アクセス
「充実した読書につなげられるような案内作り」をテーマとして、多読のビジネスマンが本の紹介や比較をしているWebサイト
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「経済」レイ・ダリオ作
ウォール・ストリートジャーナルによっても世界最大と評されるヘッジファンドは、レイ・ダリオの率いるブリッジウォーター社である。https://www.google.co.jp/amp/s/www.wsj.com/amp/articles/the-worlds-largest-hedge-fund-is-building-an-algorithmic-model-of-its-founders-brain-1482423694

そして、このレイ・ダリオが経済の本質について述べた動画がYouTubeに公開されており、しかも日本語に翻訳されている。それが「the economy (経済)」である。

https://youtu.be/NRUiD94aBwI

これは経済が循環する仕組みを紹介した作品であり、マクロ経済が今どのような状態で、今後拡大するのか縮小するのか考えるときの助けになる。

その内容は僕の理解した限り、次の通りだ。
①金融は、信用(クレジット)の創出によって人々の購買力を高める
②購買力の高まりは物価を高め、企業の業績も上がり、インフレになる
③高すぎるから物を買わないとか、売りたい人が買いたい人を上回るとき、物価は下がりだす
④物の価値を基礎として成り立っていたクレジットは縮小し、人々の購買力が下がる
⑤購買力が下がると企業業績も物価も下がり続けてデフレになる
⑥物価が下がりきって買う人々が売る人々よりも増えるとき、物価は上がりだす
→①につながり、流れは循環する。

そして中央銀行はこの②と⑤を振れ幅が大きくなりすぎる前に調整しようと、金利を調整したり紙幣の印刷量を調整したり、市場に介入する。
例えば、
インフレのときに金利を上げればクレジットの創出は抑えられ、ダメージが大きくなる前に物価を下げ始められる。
デフレのときに金利を下げればクレジットの創出を促進できて、ダメージが大きくなる前に物価を上げ始められる。

現在の日本はデフレを抜け出せず、金利をとても下げている。それでも住宅の販売がふるわないなど、借り手の心理が購買に向かっていない。
それは大前研一氏の著作http://kazunotesu.jp/blog-entry-125.html?sp にある日本の将来への不安など、様々な社会的な心理が関わっていることが要因のように思われる。
投資家に役立つのみならず、社会の課題をより深く考えるのにも役立つ作品である。


・・・21世紀の人々の投資活動について考えた本

http://blog.goo.ne.jp/kazunotesu
・・・アクセスVISION: 様々な市場や事業について考えているサイト




「佐藤オオキのスピード仕事術」佐藤オオキ著
デザインオフィスnendoの代表であり、スターバックス等飲食店の店舗設計や時計デザイン、キャラクターデザイン等を手がけるデザイナー、佐藤オオキさんによる仕事術の本。
毎週土曜にラジオ番組も手がけているので、そこで知るようになった人もいるかもしれない。http://www.j-wave.co.jp/original/laughsketch/
自然体でトークしていて、聴いているとリラックスする。今日の放送を聴いたところによれば作業BGMとして評判が良いらしいが、僕もそう思う。


(見解)
仕事はどんな仕事もやりかけではなく「保存して終了」することを心がけつつ、タイミングにより最も気分の乗る仕事は変わるので、取りかかるものはその時々で決める。打ち合わせの場でアイデアを30個くらい浮かべつつ、質問していって5個くらいまで決めこみ、その後のずれをなくす。
等々
(比較と特徴)
働くときの気分に注目して、どんな場面が最もアイデア思い浮かぶか、気分の動きとタスクをどのように調整するか等を考えているところが特徴だと思う。
コンサルタントの本でも早い段階でのクライアントとの認識合わせ等は出るだろうが、「最も集中力が高まるのが打ち合わせの場だからそこでアイデアをたくさん出して、少数まで決めこんでいく必要がある」という発想などは本書ならではだ。

クリエイティブな、感情や気分と直に向き合う仕事をする人からの仕事術の本は佐藤可士和さんの作品もある。超整理術などは、特にその考え方を体系的に述べてある一冊だ。
日頃のビジネス本とは別な視点からビジネスを考えたいときなど、これらの本を読むのが面白いと思う。

(参考になりそうな他のサイト)
http://www.asahi.com/and_w/interest/SDI2015012355151.html
日頃の仕事についてのインタビュー記事

https://casabrutus.com/special/raizin
佐藤オオキさん自身がインタビュアーとなっている複数の記事のまとめページ

(広告その他)
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アクセスVISION:様々な事業や市場のこれからを考えているサイト
http://blog.goo.ne.jp/kazunotesu

「聞き上手話し上手」佐藤可士和 著
ユニクロのカタカナロゴを作り出したことでも知られるクリエイター、佐藤可士和さんが喋りたい人にひたすら会いに行ったインタビューの総集編が本書。
雑誌「UOMO」の企画力なのか、著者のネームバリューなのか、竹中平蔵、大前研一、三木谷浩史、秋元康、太田光、亀田誠治、等々ものすごいメンバーだ。
「どうやって作ってるのか」という話が多くて、そこで気にすること・そこに乗せている目的意識は人それぞれ。
まるで雑誌の面白い記事の集大成であり、ラジオのインタビューのような対談であり、読んでいてとても楽しい作品だ。

(見解)
この本は多くの人との対談なので、その一つ一つに色々なメッセージが出ているが、佐藤可士和さんの発言を辿ると、

・(対談する人の経歴や作品を必ず知っていて、どこにどう感銘を受けたか簡潔にコメントしている。会いたい人に会いに行くのだから自然に知っているのだろうが、対談の序盤に必ず簡潔に伝えている)
・情報があふれ返る世の中だからこそ、その入り口となる外見はすごく大事
・自分一人が張り切っても、プロジェクトをまとめる力がないと、クリエイティブディレクターとは呼べない
・振り返ると「あんなの誰でもできるよ」って言われた仕事の方がいい仕事に分類できる。コンセプトが明快で印象に残る、でも本当は真似できない、ということなので
・いいデザインが浮かぶためにいちばん大事なのは「日常感」みたいなこと。面白い、つまんないと、あまり深く考えずにいろいろ思っているようなことがすごい大事
・注文の奥をちゃんと見て、クライアントが本当に望むことを探り当てて「こっちのほうがよかった」って思ってもらうのがプロの仕事
・顔とかファッション性にも、その人の表現がそのまま出る

…などなど、表現すること、作り出すことについて様々に見解を述べており、対談を通じて佐藤可士和さんのクリエイティブであり続けるための考え方にもふれることができる。ちなみに上記の列挙は、ほんの一部だ。

(比較と特徴)
佐藤可士和さんの本には「超整理術」(http://kazunotesu.jp/blog-entry-94.html?spで紹介)もあり、体系的にデザインの作り方を述べてくれている。
ただし読むときの楽しさでいえば「聞き上手話し上手」が圧倒的で、リラックスして読む内容が印象にしっかり残るというタイプの人にとってはこちらが良いだろう。
美術系のバックグラウンドを持ちつつ経営コンセプトにも深く関わる著者の考え方には、今後分野をまたいで仕事するようなときに指針となってくれる魅力があると感じている。

(参考になりそうな他のサイト)
http://www.13hw.com/interview/16_01.html
佐藤可士和さんがクリエイティブディレクターになるまでの道をインタビューしている記事

https://www.houdoukyoku.jp/posts/8888
佐藤可士和さんが奥さんと共にインタビューを受け、関係などを述べている記事




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趣味は読書とラジオを聴くことです。
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