読書アクセス
「充実した読書につなげられるような案内作り」をテーマとして、多読のビジネスマンが本の紹介や比較をしているWebサイト
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「読書の技術」カズノリ著
当サイトを運営している僕が、そのサイト運営の裏側ともいうべき読書に対する姿勢、意義ある読書をするための技術について述べた本です。
僕はこのサイトの運営で多くの読みものの比較や紹介をしながら“読む”ということの意味を考え続け、記事が数十件たまる頃にはその考えを一度本に整理しようと考えるようになりました。
読むということがどのように日々を良くしていけるのか、さらには人生を理想の方向に動かしていけるかを明らかにすること(つまり、意義ある読書をする技術を明らかにすること)は、僕が読書するのに役に立つだけでなく、凡そ読書を好きな人々に何か参考になる知識を提案できると思うからです。

本書で述べていきますが、読むことは著者の見解を知り、それを支える考えについて知り、何かの課題を解決する打ち手を知るということだと考えています。本書は僕なりにそのような読書の力を身につけ、日々の活動を高めていくための技術の集大成です。
そして本書で紹介するそれらの技術は、意識すれば身につけることのできるノートの取り方、読書の補助線となるような視点の持ち方の数々です。素晴らしい本だと僕が感じているいくつかの名著を例に挙げながら、それらを解説しています。



僕は、読書は読み込んで整理しながら理解することで力となるもので、その技術は身につけられると考えています。

ぜひ一度、読んでみてください。
僕がおすすめというのもなんですが、本書は凡そ読むということが好きな皆さんにおすすめです。

「言葉にできるは武器になる」梅田悟司 著
広告代理店で活躍し、数々の賞を受賞している著者による、言葉にするということを考える一冊。
◇表現する言葉は頭の中の意見の上澄みであり、良い表現は意見を育む思考段階での言葉を磨くことから実現できる
という見解をもっており、思考する言葉(内なる言葉)と向き合って意見を高める工夫を述べている。

[考え方]
この見解のもととなる考えは
・言葉の表現を届けたい相手は、言葉を聞きたい以上にそこにある意見を聞きたい
・意見は表現以前に頭の中で育まれるもので、表現はその上澄みにすぎない
・意見が意味の明確な、伝わりやすいものであれば表現はシンプルで良い
というものがある。考える過程について、頭の中で思考を形にする内なる言葉の働きがあり、それが表現を良くするために改善するべき対象だという。
[理論]
この見解~考え方から出てくる理論は、
・内なる言葉と向き合うためにそれを書き出していって俯瞰できるようにすると整理できる
・書き出した言葉を見ながらさらに考えを進めることで、言葉の解像度を高めて明確に伝わる意見にできる
というものだ。本書ではこのための具体的な手法がさらに詳しく述べられていく。
[比較と特徴]
比較されるのはゼロ秒思考http://amzn.to/2lIKwkrだ。
同じく思考を書き出して整理することで明確に伝えられる、という論理を導いており、その手法を詳細に説明している。
本書はコピーライターの作品、ゼロ秒思考は戦略コンサルタントの作品である。本書は表現に重きをおいて、表現の工夫(動詞にこだわる、似て非なる言葉の区別をする等)にも話が及び、ゼロ秒思考は紙に書き出して生産性を高めていく役立て方に話が進む。
僕は表現の工夫にも書き出して生産性を高めていく行動意識も読んでいて面白かったので、両方おすすめだ。
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「ゼロ秒思考」赤羽雄二 著
考える速さと質を高めるための具体的なアクションを、マッキンゼーのコンサルタントが自らの役に立ったものについて解説している本。


[見解]
著者が本書で述べている見解は
思っていることの表現が出来ていないために表現が整わない人が多く、それは日頃から言葉を紙面に表現して向き合うことである程度解決する
というものだ。この見解を支える考えは、
・考える力そのものは誰でもあるけれど、思っていることを言葉で表現する練習は作文の授業くらいでしか受けていない
・毎日10分でも表現する練習をすれば1ヶ月未満で大きく改善できる
・思っていることを表現できないことが、説明がぐだぐだになって伝わらない、不用意に人を不快にしてしまう、気持ちが伝わらないことの原因の一つになっている

というものだ。そして本書では、言葉で思いや考えを表現する練習について、筆者が何通りも試みたものから最善の手法を解説する。それが「1分で一枚、1日10枚書く」メモだ。

[比較と特徴]
問題点を「心と言葉のズレ」一点にしぼり、その解決をシンプルに伝えていることが特徴となっている本書。
ビジネスマンが効率良く業務を行うための考え方を述べている本、という意味ではベテラン外資系コンサルが項目を列挙するものhttp://amzn.to/2l58oN7があるので、表現スピードを上げた後に発想の幅を増やすのに良さそうだ。
また、考える訓練ということでは、考えることについて「比較する」などパターンを挙げていってレベルアップを図る「自分のアタマで考えよう」http://amzn.to/2lemtZMがある。

心と言葉のズレに悩むのか、考えるという頭の働かせ方の幅を広げたいのか、人によってベストな読みものは異なるのではないかと思う。
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「BOLD 突き抜ける力」ピーター・ディアマンディス著
2015年末に出された、巨大な影響力をもちうるテクノロジーとそれによる成功者、チャンスに満ちた社会に着目した本。
著者も宇宙事業や大学設立などエネルギッシュに活動する人物だ。

[見解]
世の中には指数関数的に勢いをつける技術や今まさに指数関数的に育ちつつある技術が存在する。その育成のメカニズムを学び、事業を進めることで巨大な成功を収められる。
という見解をもち、著者は話を展開している。
これを支える考え方の特徴的なものは、
・十億人の課題を解決するのがビリオネアへの道
・現代は情報社会で、良いアイデアは力をもつ
等である。
本書は大きく段階分けすると、指数関数的にレベルアップしていく技術(エクスポテンシャルテクノロジー)に見られる特徴を述べ、現在の例を挙げ、何かを大きめに始める方法を述べ、本書の注目する成功者を解説する。 

[比較と特徴]
技術の解説と未来の世界についての洞察からはケヴィン・ケリー(本サイトでも注目した。http://kazunotesu.jp/blog-entry-48.html?sp)のような未来予測の本ともいえるが、
著者のメッセージの力点は行動に移すことのすすめだ。こんな面白い技術があり、先人がいて、動きやすい環境があるんだ、と述べているのだ。
必ずしも起業でなく、面白いアイデアを行動に移すことにもクラウド活用による方法を段取りから説明している。
著者は心から、エネルギッシュな事業をみるのが好きなのだろう。清々しいくらいに未来への行動力を語る一冊であった。
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「お金という人生の呪縛について」松本大 著
外資系投資銀行を経てマネックスを立ち上げた松本大(まつもとおおき)氏の、働き方と社会観のつまった本。
インタビュー記事も多くネットにあがっているが投資家・起業家として成功してきた活動家としての考え方が、この本にはまとめられているように思う。この本の気になるタイトルは学生時代の経験からきたそうで、呪縛から解き放たれた後に見えてきた事として様々な考え方が語られる。


仕事で成功したい、スピードを上げたいという人に示唆を与える一冊。
[見解]
働き方は、「判断のスピードを上げて経験を重ねること」でレベルを高められるものであり、単位時間あたりの経験値を高めることで常に成果を出していくことが望ましい。
この見解は、判断力の差があまりないという考えと、判断を繰り返すことによる経験値によってそれは磨いて高めていけるという考えにより支えられる。
著者はリスク管理にしても、その本質は「転ぶならどちらか」を判別することだと述べる。そこだけ掴んだら進むという姿勢だ。その他、人間関係や会議の心得なども述べられている。
この他、社会観について、資本主義と「世界の中の個人」という考え方が述べられる。
個人として投資で関わっていること、世界市場で新しい構造に向き合うことを薦めている。
[比較と特徴]
本書の仕事観はゴールドマンサックスのロバートルービンの話にとても近い。http://kazunotesu.jp/blog-entry-19.html(本サイトでの記事)
ルービンは試行回数を増やして確率論的に成果を挙げていくことを「大数の法則」に則ったものだとより細かく説明している。
資本主義の社会観や個人としてそこでどう振る舞うか、ということについては論者はとても多い。大前研一、堀紘一、堀江貴文、柳井正、冨山和彦各氏など多様な著者の本を読み合わせるのが理解を深めるのではないかと思う。
(参考になる外部サイト)
http://toyokeizai.net/articles/-/171834
主に起業家に向けた、努力することへの考え方にふれているインタビュー記事。

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「カーライル」鈴木貴博 著
IBM復興の立役者であるルイス・ガースナーが退任後に社長となって経営した世界三大プライベート・エクイティの一つ“カーライル”。
本書は現在世界中で17兆円ほど運用する、この組織に迫る一冊だ。著者は日本の一実業家ではあるが、ガースナーとの対談を実現し、その発言もいくつか収められている。

本書は、プライベート・エクイティという事業形態についての説明から始まる。
投資をすること、保有期間は大体3~5年であること、戦略コンサルタントOBやM&A経験者などがいて社外取締役として経営陣と共に活動すること、クライアントは親会社から独立したい企業、短期利益への圧力を減らしたい企業などであること。
資本市場の1つのプレーヤーとして、成長しつつある事業形態だ。
グローバル経済圏の競争で事業整理ニーズの強まった背景から活動内容の解明、活用例の提示が本書の主な内容になっている。
[読者イメージ]
金融市場の果たす経済への役割を考えるとき、この活動形態は興味深いのではないか。
日本でいうと総合商社に近いものの、経営を軌道にのせると次の企業に取り組んでいく働き方が違う。軌道に乗った企業は再上場したりそれぞれの道を進んでいくという。
[視点]
プライベートエクイティの活動を通じて、企業の抱える課題と解決事例を述べている。
プライベートエクイティの業務プロセスを意識しつつ読むことが内容整理に役立つと思う。
[比較と特徴]
この本では資本市場への意見を、金融市場の果たす経済への役割の一つの在り方を述べることで主張している。
こうしたジャンルとして見ると、投資銀行の元会長であるロバート・ルービンの回顧録http://amzn.to/2kGE4Mtなどが比較される。

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「ITシステムの罠31」安茂義洋 著
ITシステムへの投資、その導入プロジェクトと保守のフェーズで注意すべきポイントをアクセンチュアの前身会社でのITコンサルタント~戦略コンサルタントとしての経歴からまとめた本。
業務を変革する導入の視点、逆にコストだけになる失敗のパターンが述べられている。

[読者イメージ]
業務をITによって効率化するための企業活動に関わる全ての人に向けられている作品だ。
開発と保守の発注の方法論(開発契約の前に保守の責任も明文化しておくこと等)をベンダー企業の内在論理(利益構造、営業の成績評価)にふみこみながら述べていたり、コミュニケーションの注意点を指摘してくれる。
[視点]
業務効率化とITシステム構築の2つを区別して、「連動して考えるべきところ」と「区別して考えるべきところ」を整理していることが本書の1つのテーマだ。
例えば、
・業務プロセスに必要な変数を確立できていなければシステム構築しても業務効率化できない。確立していない部分はExcelを作り込む等の安い対応にすべき。
・投資効果は業務としてITシステムを管理することに企業で慣れるまでプロジェクトを続けて、業務効率化の実態を把握するべき。
・開発進捗は業務プロセスの移行準備に影響を与えるものであるため、開発現場のサンプリング調査をしつつ開発現場と業務部隊の認識を連動させるべき。
などの区分があった。
これらに注意することは内容理解を深める1つの指標になるかもしれない。
[比較と特徴]
システム導入プロジェクトの注意点を述べる本は数多くある。PMBOKという業界標準手法についての解説が基本的なものにも思える。
しかし読んでいて具体的なイメージがわくという点に於て、本書はありがちな失敗にふれつつ各段階を説明しているため特に読みやすいと思う。
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「なぜローカル経済から日本は甦るのか」冨山和彦 著
ボストンコンサルティングを経て、経営コンサルティングと事業経営を両方行う会社を興して経営している冨山和彦氏の本。政府委員も務めておりそこからの目線も入っている。
グローバルとローカルの世界がそれぞれに別な法則を持ち始めているという説を主張する人物であり、大学も分けようと主張したときにはメディアでも取りあげられていた。

本書は経済がグローバルとローカルで別々の法則を持つことを統計と実態から見つけ出して説明しており、この中で企業や日本政府のとるべき行動を解説している。

[読者イメージ]
これからの経済の動きを知って、個人として或いは所属するチームとしてどのように行動するべきか考えたい人にとって、代わりに沢山考えてヒントを投げかけてくれる良書だ。
[視点]
この本のテーマである経済圏の変化を著者が見つけた背景として、景気が悪いのに人手不足という現場への洞察が説かれる。
ここから、高齢化が進む人口動態、地域密着型のサービス産業の担い手不足、日本のGDPの7割はサービス産業、その大半がローカル、という事実が構造的に影響していることが明らかになり、
グローバル企業とローカル企業のそれぞれに別々な成長戦略が求められていることを説明する。

成長戦略は政府目線だったり企業目線だったりするが、ここで個人やチームとして、各々の置かれている環境に応じて、ビジネスマンとしてどう動くべきかを考えられるはずだ。
[比較と特徴]
本書の特徴は何といっても「経済圏がグローバル企業とローカル企業で分離してきている」という国レベルの仮説を唱えて検証したこと。
このことで本書は日本の今後を考えるうえで強力なロジックを与える作品になっているのだ。
比較するとすれば、日本企業の人材への考え方の変化を主張している、同じくボストンコンサルティングで活躍した堀紘一氏の一連の本http://amzn.to/2k6Klh8や、大前研一氏の本http://amzn.to/2jNToTkが挙げられる。
これらの本は、比較的個人目線から話をスタートしていることが本書との違いだ。
社会現象と結びつけながら今後に思いを巡らすのであれば、本書が最適だと思う。




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「ダントツにすごい人になる」森川亮 著
アプリの「LINE」を現在の形まで育て上げた実業家である森川亮氏の、これからの日本での働き方について意見を述べた著作。
「人は自分と相性の悪い仕事は本気で取り組もうとしません」「上司に毎日叱られながら伸びるかといったら難しい、単純に向き不向きがある」などズバズバ意見を言っている。


[読者イメージ]
これからの日本での働き方をテーマにしており、日系企業(日テレとソニー)にいたような人なので、特に日系企業で将来どうしようと悩んでいる人向けだ。
こんな自分のままじゃいけないといつも悩んでる人はどうやらダントツに成果を出す人の共通点の一つ、という著者の見方からか、そのような人の味方という目線を感じる。
[視点]
筆者自身のダントツにすごい人であるためのポイント、人材観を述べていることに加えてマッキンゼーで活躍した安宅和人氏、人工知能研究者の石川善樹氏、ペッパー開発者の林要氏との対談でさらに働き方の見識を拡大している。

どんな環境を選びとり、何を考えてどんなことをするのがダントツに成果を出すポイントなんだと問い続けているような本なのでその視点で読み進めるのが分かりやすいと思う。
[比較と特徴]
外資系コンサルタントが同じく「働き方」をテーマにしているものには生産性http://amzn.to/2l38vNHがあり、働いてきた姿をみて取り組む姿勢を考えるのであれば各種の回顧録http://kazunotesu.jp/blog-category-13.htmlを読むことが考えられる。
そうした中で本書の特徴は、
・具体的に「こんな上司もいたが、~」など古風な大企業で多いであろう課題を述べていること、
・「人には向き不向きがある」など様々な企業にいた経験からであろうきれいごと無しの発言があること
・対談で他の著名人の見解も並べて示していること
だと思う。前向きで、読んだあと何か行動したくなるような一冊である。
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「Excel超効率化マニュアル」立川秀利 著
コートのポケットに入るサイズの、Excelの使い方を文章で解説した本。1000円+税で手に入り、気軽に持ち歩けることと、ブルーバックス(科学の知識を紹介する本が多く技術の解説に強い、と個人的に思っている)出版である。

[読者イメージ]
通勤などで電車やバスに乗っている、もしくは小一時間の空き時間を利用したいビジネスマン。基本的なExcelを利用したいと思う人にちょうど良いとっかかりである。

[視点]
よそのセルに入力した値によって、例えば別のシートの値を出力する、色を塗るなどの自動操作が同時に起こったり、入力するときに選択リストになったりといった演算装置をExcelのなかに組み込むことが出来るようになる。
他にも、表の端にとべる省略ボタン、カタカナに変換する省略ボタンなど基礎的なボタンを学ぶことができる。
これらが文章形式で順番に解説されるため、読書しながらイメージするだけでもExcelが分かってくる。
[比較と特徴]
多くの図表が載って技術解説も豊富な本や、専門的に使い込んでいる人が応用技まで解説している本http://amzn.to/2kVqNAiなども多い。
ただしそんな中にあって本書は安くコンパクトであり、基礎的な作法を学べる内容と思う。これ以上に必要なのは職業によるので上司などにお薦めを聞くのが良いだろう。
読書が苦にならないのであれば、これを二周三周と速読するのが気持ちも楽に取り組めるだろう。
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こんにちは。読書アクセスを運営しておりますカズノリといいます。
趣味は読書とラジオを聴くことです。
本屋をぶらつくのが好きで、仕事帰りや休日に歩き回っています。ネットで色々なサイトも見ながら本の情報を仕入れては、家やカフェ、通勤途中で、読書をして考えごとを巡らせています。

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