日常の意思決定を考える本

日常の細かな意思決定(例えば飲み会に参加するかどうか、どこに寄り道するかなど、どうでもいいこと)で、迷うようなことはないだろうか。
または、自らよりも迷う誰かをみて、不思議に思ったりすることはないだろうか。
これらはその場の話にとどまらず、その後のリーダーシップの形成やいじめの原因、得られるチャンスに関わるものだ。日常の些末な出来事の積み重ねは、人生に影響力がある。
このような日常の意思決定を予め整理しておけるような本を悩みの種類で二つに分けて考えると、以下のようになる。

・個人的な選択肢で迷う
ここでは個人的な人生のゴールと目の前の選択肢の意味合いを話し手がどれだけ具体的、正確に把握できているかが決定的なポイントだ。
個人的な判断として事柄の緊急性と重要性をすぐに整理することを主張するのは次の本だ。

七つの習慣のうち第三の習慣は「重要事項を優先する」というもの。ここでは具体的な例を挙げながら重要性、緊急性に基づく事柄の分類をしていて、そのうち重要だが緊急でないものを週間スケジュールに予め記入することなどが述べられる。

週間スケジュールなのは、人間関係などは細かくスケジュールを設定しても一人の都合で進まないものだからだ。
人生で何をしたいのかはある程度決まっていることが前提だ。本書では第二の習慣の解説の中で、人間関係や事業など複数の観点から人生の目標を考える構成になっている。

・組織の1人としての選択肢に迷う
何かを話し合うときやチームで行動するとき、誰もが無意識にゴールと手法を思い描いて行動している。具体的には、
「この行動は~のためにやってる」
「~の根拠から、手法は~にしている」
「~という手法によれば、スケジュールと役割分担は~のようになるのが最適だ」
というセットだ。今何をしているのか、これから何をするべきなのかの羅針盤である。
組織としての羅針盤を外した発言や行動をするとき、相手によっては罵声が浴びせられる。その積み重ねはキャラクターとなり、世俗的に言えばバカにされるのかどうかという判断基準になる。

この羅針盤をとらえて協調性のあるチームワークを作り出す方法を考える場合、七つの習慣には「人間関係の六つのパラダイム」として関係性をwin-winその他六つのパターンに分類して理解する記述がある。
ここでは自らの成功、相手の成功をいかにして調整するべきか、アドバイスがされている。
よりテクニカルにチームワークを考えるときは、メッセージのやり取りのポイントを押さえる次の本が効果的だ。

これはチームで何かをする際、連絡や理解をスムーズにしてくれる整理方法だ。
日常の全て(カラオケや飲み会に出席するかどうか考えるところから)、その場の空気でなく意味合いを考えて選択できるようになる、実践方法も述べられている。

目に見えている羅針盤を超えた「組織の本当にあるべき姿」をとらえて発言や行動をするのは優れたリーダーシップであるが、これについては改革を成し遂げたような人物の回顧録http://kazunotesu.jp/blog-category-13.htmlを読むことが近道と思う。
よくある王道としては、視野を広げて将来を見通す洞察力を持つ・メッセージをしっかりと伝える・組織の人の想いを捉えることなどが言われている。(例えば、竹中平蔵氏のインタビューhttp://toyokeizai.net/articles/-/11917
英語を学び世界を知ることが強調されているが、英語教育は多様な業者の参加でサービスも色々あるようだ。
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スケジューリングの本

七つの習慣に言うような、「主体的に生きる」という場合、どのように日々や月ごと、年度ごとのスケジュールに作り込んでいくのか。
どうしても人生のゴールを遠くに感じてしまったり、まとめておきながら日々のスケジュールはよく意義の分からないことであふれている、というような悩みは誰でももったことがあるはずだ。

これは七つの習慣の、第3の習慣にあたる。計画をもって始める。
七つの習慣自体では、行う事柄を列挙して重要性と緊急性に応じて四分類し、「重要だが緊急でないこと」の時間を週間スケジュールの中で確保することを勧めている。
しかしこれが本当に効果的か、となると、現実に実施するまでには何段階か追加の作業が発生するため、その内容だけでは足りないように思える。

追加するのは、現状把握とゴールから「日常で取り組めるレベルの」行動への展開である。
これを図式的に行う手法のモデルとして、一つ有力なものはGMO創業者の熊谷氏の著作、「一冊の手帳で夢は必ずかなう」によるものがあげられると思う。
ここでは人生のゴール(夢)を列挙したあとに、
・ピラミッド化して因果関係を把握する
・15年計画など長期計画~週間スケジュールを作りそれぞれに必要な行動を充てていく

という方法が、具体的に図を示しながら述べられている。氏がこの方法を実践しながら上場企業を築いてきたということで、ビジネス書としても話題になったようだ。


これに比較できるのは、より日常的に、1つ1つのスケジュールの遂行に目線を移したマイクロソフトのプログラマーの本だ。


これはそもそもスケジュールを立てるのに、余裕を見つけられないようなときに読む本だ。いかにして期日を守りつつ動くか、徹底的に考え抜かれた本である。間近でみたビル・ゲイツのビジネス論も時たま登場するのも貴重だ。
これもまた、ビジネス本としてとりあげられている実践の本だが、日々のスケジュールにも有益だと思っている。
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「論点思考」内田和成 著

「仮説思考」でも知られるBCGの内田氏の著作。この本は2010年に出ているのに2016年8月現在でも書店の目立つ所に置かれており、それだけでも品質の高さがうかがわれると思う。


著書の内容は、前半は理論のお話であり正しい問いをたて(論点を決め)てプロジェクトを進めるためのポイントを解説している。
これをまとめると内容は以下の通り。

・とにかく現象をひろいあげて、そこから論点らしいものをひたすら挙げる。

・解けること、解決策を実際とれること、効果を見込めること を基準に有力な論点にあたりをつける。

・顧客への質問、仮説の披露、現場の人や関係者の調査をしてみて顧客の問題意識を取り込んで論点を確定する。

・イシューツリーとして他にもある論点たち同士の全体像をつかみ、仮説や検証の段階での更新をスムーズに出来るようにする。

ただ、本書の良いところはリアルな論点思考の発揮を後半で行っていることだ。
数あるコンサルタントのビジネス書が大方似たような説得的な話を展開しつつ去っていくなか、この本が残っているのはこの事例解説の部分が大いに貢献していると考えている。
それくらい、作業に使う図を出してみたりと具体的でわかりやすい。
「顧客への質問とか色々言ってたけど、業界と顧客企業をそれぞれ見るのは前提なんだな」
「本屋でよくみる戦略理論とか、ここで登場させてるんだな」
などの発見が期待される一冊である。




いろいろな幸福論の古典

人生の幸せはどうすれば手に入るのか。人生のゴールとか理想とか、どんなものがあるんだろう。これについては古来から考えられてきたし、今も考える人は多いだろう。今日はそのときに参考になる考え方を世界史から紹介し、それについて批判をする。

哲学者セネカは、著書「生の短さについて」で人生の意味を高めるのは「自らのためにのみ時間を使うこと」と定義し、それが生の充実をもたらすと述べた。ただし、それを哲学のために時間を使うことに限定し、「享楽にふける」等一部の行動は無条件に幸せでないと決めている。
これは道徳家の意見だ。何を人生のゴールにするか、人に決める余地を与えていない。たとえその通り生きたとしても、「セネカ的に幸せなんだろうな」くらいの感慨しか持てないだろう。これは道徳家の一意見に留めるべきものだ。

哲人皇帝マルクス・アウレリウスの「自省録」は人間の神性(ダイモーン)に従う生き方が最も充実すると述べ、道徳的振舞いとしての正解をその本の中でひたすら記述する。理性を用いて、ダイモーンのもとに行動することで魂を豊かにするのがゴールという。そして与えられた環境に心から適応することも述べる。
これはセネカより一層、道徳家の意見である。子どもの頃に聞いたような道徳論の集大成となっているが、人がゴールを自ら決める余地も、具体的な現実認識も示唆されていない。
後にアウレリウスは親族に帝位承継を行い政治的繁栄を終了させてしまった。

ヒルティの「幸福論」では、幸福を「倫理的世界秩序に対する堅い信仰」と「その秩序のもとで働くこと」と定義する。その理由は、これがなければ社会秩序が崩れて暴力の世界に陥るからだと述べる。(2つの条件は、「神のもとにあること」と「その思想に生きる」とも言い換えられる)
これはその時代にいたら本当にそうだと感じるのだろうが、議論の前提になる社会背景が違いすぎるので今読んで力になるかは不明である。幸せと社会を考える力にはなるかもしれないのでリンクを紹介する。
ヒルティは19世紀に国際法の大家として彼のゴールとする社会の実現に生きた。


ラッセル「幸福論」は最も有名な幸福論の一つだろう。ここでは不幸をもたらすものと幸福をもたらすものについて、具体的な事例をあげながら評論を進めている。
そしてその結論は、「食と住、健康、愛情、仕事の上の成功、仲間から尊敬されること」である。アプローチも結論も具体的で、一般に人生のゴールに挙げられることの多いものだと言えそうである。そしてそれらを得るために「客観的な生き方をし、自由な愛情と広い興味」をもつことを勧めている。
一つの広く共感されている人生のゴールと現実認識のモデルとして、学べるものが多いのではないかと感じる良書である。
幸せについて悩むのであれば、一度読んでみるとよいだろう。





人間関係ランキングへ

それにしても、古典のロープライスは本当にローだなと感じる。神保町でもこの値段で見つけられるかどうかという価格だ。

「超仮説思考」高野研一著

今日の紹介。

仕事の打ち合わせで提案をしてみても、全体像が見えていないというような批判をされて企画を倒されてしまうようなことはないだろうか。

そこで古典的で有名なビジネス本を読んで挽回を図るのはもちろん有益なことだと思うが、それをするにはかなりの時間の投下が必要である。なるべく時間はかけたくない。となると、提案を磨くのに今最も効率の良い本は何だろうか。

これに対する僕の答えがこの著作である。


高野研一氏は以前このブログで取り上げた山口周氏と同じヘイコンサルティングのメンバーだ。心理学を一つのバックボーンとして、人に焦点をあてて経営戦略に提案を行う集団である。
この著作は始まりが冒頭にあるような悩みをもつ部長のストーリーであり、読んでいて入りこみやすい。また、企業の全体像をみるための部門のリンケージを図で表しているので見やすい。まさしく気楽に読んで提案をレベルアップするのには最適な一冊と言えるだろう。

提案整理のアドバイスの他に、情報革命後のビジネスシーンで活躍するために提案の発想力を高める示唆も本の後半に含まれている。気楽なだけでなく、読みごたえもある一冊だと思う。

著者は「超ロジカル思考」という本も出しているが、これは発想方法に話題を特化した一冊となっている。ただ、具体的な悩みに答えているという点と図表のある分かりやすさという点で、表題の本が僕はおすすめである。
「超仮説思考」を読んで発想力の部分をもっと読みたくなったら、発想力の考え方と、それに合った有名人のエピソードをふんだんに紹介している「超ロジカル思考」を読んでみるのもいいのではないか。



もしも提案を考えるのに他の人たちの力も借りられるのであれば、著者は変わるがボードなどで話し合うのに効率的な方法を紹介する以下の本もおすすめだ。



この本によると研修でも使われ出している考え方ということで、もしかしたら知っている人も多いかもしれないビジネスモデル整理図。
大勢でわいわい話し合うツールとして、一目で言いたいことがわかるこの図面は有望だと思う。
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「14才からの社会学」宮台真司著

今日の紹介は、社会の宗教問題や青少年問題についての有識者としても知られる社会学者・宮台真司氏による社会案内のような著作である。対象は14才からとあるが、大人がさらっと読んでも例えば人が本当に学ぶのは影響されるとき、など教育目線で役に立つことも解説しており、楽しい著作だと思う。



中学生など、およそ学生の時期にもつ人生への疑問に答えたり、社会に対しての疑問にざっくりと答えるような作品は他に有名な作品もある。


10才くらいの頃にはほとんど違いなどないのに、20才にもなると、人は人生の満足度や行動力の面でとても大きな差がでる。話していても、悔しくなるようなことも出てくる。
また、そうなるのではないかという不安が学生時代にはいつも心のどこかにある。

なので、具体的にそれらを示してくれる著作にはニーズがあるのだ。宮台氏の著作は特に、哲学など抽象的なことにとどまらず、働く大人たちの現実や人生のなかでの恋愛との向き合い方にいたるまで具体的に問題提起されている本だ。
この社会学者は20世紀終盤~活躍している人であり、フィールドワークから出てくる作品が多い。政治理論の学術論文のような著作があるかと思えば不純交際を克明に調査している著作まであって実像がつかみにくいが、大まかに言って社会の実態を詳しく知りたい、伝えたい人なのだ。

この著作は実社会の状況と社会学を一般的な目線で述べた普通の良書だと思う。
後者は、登場人物のコペル君の年齢設定もあり、学校のクラスのなかでのふるまいなど本当にその場にいて話しているかのようなものだがその後の社会についての記述は限られている。学校の人間関係に特に悩んでいるというときに、処方箋になるような本だと思う。

『読書について』

読書して、本の内容を頭で分かっても動き出せない、失敗した後になって本に書いてあったことを思い出す、、というようなことはないだろうか。

僕はこれが多かった。このサイトで何度もとりあげている七つの習慣でさえ、初めて読んだときには僕に何のアクションももたらさなかった。
本を読んで力に出来ない、行動になんの効力ももたらせてないように感じる理由は今では3つあると考えている。これを克服するような読み方をしないといけないと思う。

理由の一つ目は読んで忘れることだ。
それもリラックスして読んで、結果無意識に染み込んでいるならまだいい。急かされるような気分だったり上の空の緊張感があると長期的には何も残らない。

二つ目は他人事にしてしまうことだ。
読んでメモを作るのは考えの整理のページ
(http://kazunotesu.jp/blog-entry-21.html?sp)
で述べたが、これを作ってもそのままでは雑談のネタである。思考の整理学の著者とすれば講演のネタであり稼ぎになるが、それでいいのか。

三つ目はまとまりのないことだ。
自分の人生のゴールを意識して、「この本のこの考え方でこのように情報整理できるから、正しくこのように行動しよう」と考え方を整理しなおしたとしても、それをまとめておかないと行動にはうまく力をもたらさない。
何度も行動していればこれは慣れで解決するが、読んで効果を出せるようにまとめるのが良い。

世の中には、本を読んでたくさんの考え方にふれることを無駄と考え、現場主義をつらぬく人もいる。
上記の点を考慮して本を読んだら意見変わるんじゃないかと思うが、文字の知識が不十分なまま戦国統一の成果をあげた豊臣秀吉の例もあるし、人の行動は様々だろう。ちなみに徳川家康は源頼朝の著書を読むなど読書家である。
本を読むのが好きな人は、それを力にしてたくさんの事を成し遂げればいいと思う。

上記三点の解決策、そしてまた読書が好きかどうかが直接的には行動力に関わらないことの要因として、行動が変化するためのポイントが問いかけることであることが考えられる。
自ら問いかけること、そしてその答えを考えることが行動力を高めるのだ。読書は優れた人の視点をもとに、良い問いかけを出来る可能性を高めるためのものであって、それ自体で力となるものではない。
読書によらずとも行動力を発揮した人物は、そもそも問いかける量が多く、問いかけの質を量で補えている人なのだと考えている。
それでは良い本からの問いかけの総集編は出ていないか、と思ったところ見当たらなかったので、僕が古典的名著や考える技術に関する本、科学技術に関する本などをもとに作った。

もし良ければ読んで力としてほしい。
(2017/4追記)





人間関係についての本

人間関係についての本というタイトルだが、その時々で問題は様々だと思う。そのなかで、特に悩む場面をイメージして、次の通りまとめたい。

・仲が良くない
誰かを嫌いになったり、誰かに嫌われてその気持ちが分からずに困るようなことはないだろうか。あるいは嫌われてムカつくから嫌いになるというのはどうだろう?

ここで、嫌うというのは攻撃的な感情を意味するものとする。
主体的に生きるという場合、嫌うのは自分のゴールを邪魔されるとき以外は起こらない。それ以外はムカつくとしても、最低限の行動力で関わりを解除することに意識を向けて、余った力はゴールに向かう行動に配分するからだ。邪魔されるときはケンカして叩き出さないとダメだ。

邪魔するパターンには、ゴールとなる理想を実現する道に立ちふさがっていて意図的に邪魔だという他、相手が特段主体的なわけではなく、無意識的だったりノリで動いて結果的に邪魔だったりすることもある。
後者を嫌いと思うか仕方ないと考えているかは個人差がある。叩き出す際の労力が、「ちょっとごめん」と言ってどかす程度で済むことも多いからだ。自分のブランドを傷つけるような勘違い発言やダサさを嫌うというような場合は、「ああいうのは嫌いだ」と表明するだけにとどまるケースも見られる。

誰かを嫌うとか、誰かに嫌われるのが明確な感情である場合、どのように邪魔しているのか考えて解決するのが効果的だ。
よく分からないまま悩みで時間を費やしてはいけない。ムカつきあっても仕方ない。

どうしても特段邪魔になっていないけど嫌ってしまうという場合、人生脚本に起因する可能性がある。つまり子ども時代に聞いた話、受けた行動によって無意識のレベルでストーリー形成されており、特定の基準にあてはまる存在をみるとそれだけで「嫌う」という行動をとっているのだ。

そのような場合は自らの現実認識を深くみつめ、ストーリーの書き換えを行う他ない。


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・仲良くなってくれない
どうすれば好かれるのか、もちろん本当に解決しようと思えば具体的に相手がどんな人生を送りたいか、人に望むものは何かなど好みを聞かなければならないし、仲良くなるというのがどういうことなのかも具体的に考えなければ動きようもないだろう。

ただし、一般的な話をするなら人は自らを重要人物と思いたがるものだ、ほめろと述べたものが次の本だ。

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この本は、七つの習慣と同じく古典として扱われることもあるが、その内容はこの通りとても世俗的なものだ。リンカーン大統領を研究していた学者が人の基本的な心理とその上手な向き合い方について記したものであり、読んでいて面白いものだ。

「テクニウム」K・ケリー著

アメリカ発の雑誌「Wired」の創刊編集長K・ケリー氏の著作「テクニウム~テクノロジーはどこへ向かうのか?~」。
テクノロジーコンサルタントがお薦めの本に挙げることもある、広い視野から技術と人との関わりを考える一冊だ。


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本書は章立てとして、ケリー氏の問題意識から始まる。それは「テクノロジーが何を望んでいるか?」ということだ。
ケリー氏は、アメリカのアーミッシュという人々に感銘を受け、「最小限のテクノロジーしか使わないことに決め」、大学を中退したのち20代のほとんどを世界を動き回ることに使い、雑誌の仕事を手伝ったりするうちにテクノロジーに助けられながらその意味を問い直してきたという人物である。
そして、テクノロジーの起源から21世紀初めの姿までを問いつつ辿ることにより、その方向性についての仮説を述べ、少しづつ説明していく。

この本の比較対象になるような「テクノロジーの哲学」という本はないのではないか。あえて挙げるなら科学の価値を述べたファインマンの著作だろう。
http://kazunotesu.jp/blog-entry-46.html?sp

未来を予測するというテーマであれば、この著書の続編が存在する。値段も比較的安く、より広く知られている一冊である。 http://kazunotesu.jp/blog-entry-48.html

概要を述べると以下の通り。

生命体の起源をたどれば単細胞生物に遡る。炭素を含む分子の集まりによって出来あがったものであり、合体による複雑化を求めて動いていた。

分子というのは、原子が集まって構成している。原子は、140億年前に宇宙が作り出されたときからあったが、生命体を構成する一部となるまで100億年以上ものあいだ漂っていた。
惑星に海が作られ、炭素や水素が集まる環境のなかで生命体になったのだ。そして生命体はどんどん複雑化して、進化論にいう自然淘汰を繰り返し、ヒトになった。

ヒトは道具を使う。石器からパソコンまで、自らの生活環境を活性化するためにどんどん作り出してきた。テクノロジーである。
そのテクノロジーも、複雑化を繰り返している。今や進化の最先端は生物ではなくテクノロジーである。テクノロジーの総体を、テクニウムとよんで研究する人々もいる。

テクニウムは複雑化を一度もやめていない。その効果はヒトの生活に多様性や機会をもたらしてきている。ヒトの行動もテクニウムの活用により複雑化している。コミュニケーションはより密接になり、考える能力も、ネットで様々な知識を得ながら効率的に集約された結論を出せるようになっている。
テクニウムの方向性はたくさん行動して複雑化や活性化をもっと宇宙にもたらすことのように思えてくる。…

世の中の動きについて、他の本にないくらい視野を広げたい人にはおすすめの本だ。基本的にテクノロジーの行方を考えるというテーマの本だが、読んでみた印象は本当に多くのことを視野に入れた、型にはまらない本というものであった。





「期待」を考える本

日常でも、期待するから人に怒り、口を出し、がっかりするということがある。逆に、期待されるからがんばれるという場合もある。期待を適正に調整することは人間関係で重要だ。

期待は信頼と近いが区別が必要だ。
期待のような「出来る可能性がある」ではなく、「当然出来る」と思っているのであれば信頼であり、それは人間関係の土台である。
共通することは、成果を出さなければ、或いは思う通りの行動に出なければ失われダメージを与えるということだ。

現段階で、人生のゴールのなかに「この人(達)に少しでも早く、もっと好かれたい」というものがあるだろうか。
・ある場合、その人々の期待を大きく受けて応えようと努力することは挑戦への行動力を高める。
典型的な関係と概要は以下の通り。
幼い子どもと親:子どもは親に好かれたくて努力し、親は未知の才能を夢見て期待する。
企業と投資家:今後の事業に期待するから投資があり、期待させるから事業が出来る。
気を引きたい人:まずは相手に自らの実力を超えてもPRし、得られた期待に応えて好意に変える。

・ない場合、期待は一般に邪魔である。
失敗した場合、自分がとる行動に対して関係のないところで期待している人の感情をそこない、その後の行動にダメージとなる可能性がある。
関係の有無は行動の目的をその人と正確に共有するかどうかで判断されるだろう。関係なければ、予め期待を解除するべきだ。




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こんにちは。読書アクセスを運営しておりますカズノリといいます。
趣味は読書とラジオを聴くことです。
本屋をぶらつくのが好きで、仕事帰りや休日に歩き回っています。ネットで色々なサイトも見ながら本の情報を仕入れては、家やカフェ、通勤途中で、読書をして考えごとを巡らせています。

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