スタジオジブリの作品




ジブリ作品は数多いけれど、そのなかで中学高校生時代に最も好きだった作品。朝から二回連続再生したこともある。
この作品が良いと思うところは、受験勉強や義務教育というのをはなれ、理想的な人生を考えさせる点だ。
何をしたいか考えてる主人公、登場人物のもつような人間関係も楽しそうだ、これから自分はどうしよう…と考える。それに雰囲気が温かい。(余談だが京王線沿線は温かい気がする。最近調布の開発が進んで活気づいてる。)

学校や塾に通い成績をあげるようプレッシャーをかけられ続けながら勉強に取り組んでいると、理想的な人生について考えることを忘れがちで主体性は育まれない。
そこに、普通の学生というキャラクターで人生になやみ行動を起こすストーリーを見せられると、とても入り込めるのだ。
宮崎駿監督はかつて何かのインタビューで、ジブリ作品は子ども心で一度みて、その印象をたいせつに持ち続けてほしいと言っていたけれど、僕は何度か見てその時々で様々に浸るのも楽しい観方だと思う。
金曜ロードショーでジブリ作品は結構出てくる。

次にとなりのトトロ。


これは日本に住んでいれば、誰もが観たことあるであろう子ども向けアニメの金字塔のような作品だ。トトロって言って通じなかった日本人に会ったことがありません。(笑)

この作品に限らないが、スタジオジブリ作品は日本の自然豊かで温かい田舎の共通イメージを持てたり、子どもたちに「楽しいものがたくさんあるんだよ」と伝えてくれてるようなものが多い。
宮崎駿監督の優しさなのだろう。

スタジオジブリ作品が好きだ。金曜ロードショーには今後もたくさん放送してほしい。(´ー`)

「ケンカ」を考える本

ケンカとは他者との競合である。
何を争うのかは場合による。企業なら利益だろうし、個人なら気分よく居ることの衝突からあるだろうし、ゴールはケンカする者ごとに様々だ。

仕掛ける者の目線で言えば、良いケンカはゴールを明確に定めたものであって、勝てる可能性のあるものだろう。
ケンカも一つのプロジェクトである。勝てる可能性があるか、第一にゴールへの3段階が理解できるものであることが必須だ。
「何を集めたり用いて→どんな行為をして→どんな結果を出したい」のか、妥当なものかどうか判断しなければならない。

ここで、勝てない思考の一つに「行為=暴力をくわえる」を選んでしまうというものがある。
暴力は国家の支配下にあるので、この行為をプロジェクトに加えてしまうと、国家と対峙することになってしまう。自衛隊と戦って勝てる力は私的なケンカの主体には見込めない。

そうなると、ケンカで勝つには議論を続けて国家の賛同を得る他残っていないが、それを可能にする行為は
・法律に忠実な行為をする
・暴力を用いつつ国家に暴力を気付かれないで賛同を得る
・正しいと思うことを行い主張する
に限られる。
ただし前者2つには限界がある。
法的に正しければ良いと考え「お金を払って弁護士をつける」としても、相手の弁護士がさらに法律に詳しかったら負ける。また、世論と法律のズレをカバーできない。
暴力に気付かれないようにすることは、治安組織の捜査を上回るという意味になるが、それだけの労働力や資本があれば他に幸せな解決法がないか考えることが合理的だ。
従って、「正しいと思うことをすること」がとりうる選択肢となる。
それでも負ける可能性はあるが、ケンカはそのリスクは許容して行うべきものだし、熱くなってもここまで考えてケンカをするような者なら冷静だといえる。負ける可能性は最も低い部類だろう。常に現実認識を更新して、なにが本当に正しいのか考え続けて生きるのがケンカには良い。
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「プロジェクトマネジメント」

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『イノベーション三部作』クレイトン・クリステンセン著

イノベーション三部作は、クレイトン・クリステンセン教授による以下の著作の総称である。








著者のクレイトン教授については、堀紘一氏によるインタビューがあるので興味があれば一読していただきたい。

http://toyokeizai.net/articles/-/36826?display=b

この一連の著作を読めば、経営の考え方に多くの良い影響を得られるはずだ。
経営戦略をオーナーシップをもって考えるにあたっては、優れた理論が有用である。

この一連の作品は顧客認識にも、競合把握にも、自社の方針と組織体制にも極めてインパクトのあるものである。それらに影響をもつような大企業の敗退について、プロセスと対応策を理論立てて説明しているのだ。持続的経営を志向する全ての経営陣に有益だろう。

本を読み進める上で有効な概略を以下に述べる。
まず、この本の扱う「経営理論」の定義は、
「行動と結果の因果関係のポイントを説明するもの」「因果関係の発動する環境について分類して説明するもの」である。
様々な理論展開がなされるが、因果関係のポイントと発動する環境についてまとめながら読み進めて知識を整理したい。

次に、現実認識の視点として、
「顧客(候補)の動態とニーズの動き」
「競合の進出する余地」
「組織のRPV(資本、プロセス、価値基準)と業界の商流であるバリューチェーンの変化」
から知識を整理している。
大量の事例とその技術の説明が掲載されているので混乱しやすいが、この観点から内容を把握すると読みやすい。

結論の概略は、3Cにあわせると以下の三点にまとめられる。
顧客について、イノベーションは
・潜在顧客に向かう新市場創出型
・現製品に改良を期待するハイエンドの顧客に向かう持続的改良型
・もう満足しているローエンドの顧客に向かうローエンド型
があるため、自社の主要顧客だけでなく他の顧客に注意する必要がある。

競合について、イノベーションは製品性能の供給過剰が顧客に対して起こっている場合、その層の顧客については常に成立しうるものであるため、競合がそうした動きをしているか注意する必要がある。

自社組織について。プロセスと価値基準は時と共に最も収益の得られている顧客に対応するものになっていくため、放っておくと、大企業であればあるほど新市場型イノベーションの対象となる小規模市場には常に対応できない。利益を見込めないので金銭的、技術的に資源があっても向かわないため。このような場合、スピンアウトさせた小規模チームにプロセスと価値基準の独立を認めて対応させるか、そのような会社を買収して独立的な運営を認めるしかない。また、販売網にある組織も価値基準を固めているため、変わらなければ交代しなければならない。

「イノベーションの最終解」を読むだけでも結論はつかめるので、その詳細な把握をしたくなったさいに順次他の2冊を追加で読んでいくというのもおすすめだ。

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山口周さんの本

山口周氏は外資系コンサルタントとして勤務年数が長く、それも高級な(高給な)会社を渡り歩いていることから実力者であることがうかがわれる。
そんな激務で多忙な日々のはずのこの人は、なぜかたくさん著作を世に出している。
ビジネスの成功者の哲学として、また効率的な仕事術の本として一部をここで紹介したい。
まず一冊目は、「プロジェクトマネジメント」。これは僕の見るかぎりで一番実践的な、マネジメントの本だ。

著者自身がプロジェクト形式の仕事をしてきている人ということで、そうした仕事でのスムーズな進め方がリアルな交渉ポイントを含めつつ紹介してある。
「プロジェクトを引き受ける前の心得」から、
「プロジェクト中のメンバーとリーダーの生産的なチームワークの作り方」、
「プロジェクトのクロージングへのリスク管理」まで。
例えば、「どのように関係者からの口出しを抑えれば良いか」、「依頼者との交渉でスムーズなクロージングのために最初から注意しておくべきポイントは何か」などの疑問に応える考え方を得られるだろう。

他にも山口周氏はクロージングの際の企画や提案の伝え方について、実例をあげながらスライド作りを教えている。

作ったのは、「伝える技術を読者が世の中の改善のために使ってほしいから」という。理念で動いている人物であることが伺われる。インタビューで理念を語ってたので、リンクを紹介。
https://www.bookscan.co.jp/interviewarticle/480/all

また、氏の代表作といえば次の本だろう。

これはホワイトカラーの頭の使い方につき、パターンを列挙し、そのレベルアップのための読書の工夫などにも言及した一冊だ。
内容は濃く、僕もそうだったが何度か読み返すことになると思う。

「徳川家康」山岡荘八 著

今回紹介するのは、山岡荘八著「徳川家康」だ。26巻まである長編で、内容は徳川家康の出生から逝去までの小説である。

徳川家康はいうまでもなく戦国時代の争いを勝ち抜き、そこに日本統一の下に平和を確定した武将であって、日本史の誇る偉人だ。プロジェクトマネージャーやリーダーといった視点でビジネスの示唆を学ぶのにも有益であるし、学生時代に読めば生き方について考えるきっかけになるだろう。

読んだ印象を1つ述べるとすれば、戦国時代を終わらせる装置として教育と神仏の民間への普及を図る熱心さだった。
これは、同じ作者の織田信長、豊臣秀吉を読んでも見られなかったものなので、徳川家康の独自の思想の結果なのだろうと思う。豊臣秀吉の私闘の禁止をさらに一歩進めて、私闘を避けるような思考回路を学んでもらい、長い目で社会を安定させようとしているのだ。

読み方は人それぞれと思う。
しかし、徳川家康ブームがくるたびに軽めの新書でふれて終わるのではなく、様々な史料をもとに書かれたこの作品で、一度じっくりみられてはいかがだろうか。忘れられない時間になること間違いないと信じている。


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こんにちは。読書アクセスを運営しておりますカズノリといいます。
趣味は読書とラジオを聴くことです。
本屋をぶらつくのが好きで、仕事帰りや休日に歩き回っています。ネットで色々なサイトも見ながら本の情報を仕入れては、家やカフェ、通勤途中で、読書をして考えごとを巡らせています。

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